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知らないと損する不動産の話、知らなきゃよかった不動産のウラ話

【Vol.03】

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―― 『知らなきゃよかった“ちょっと怖~い相続”の話』 ――

皆さん、相続を体験された方いますか?
私たちの仕事はお客様の相続と密接に関係していますので、中には気の毒に思ってしまうケースも存在します。

実際にあった、“ちょっと怖~い相続”の話をします。
母親の相続の時に姉妹と揉めたAさんという男性の方がいらっしゃいました。

このAさん、年齢も60歳を超えてから同年代の女性Bさんと結婚しました。
このご夫婦とても人柄もよく、私たちも長年良いお付き合いさせていただいております。
Aさんご夫婦は長男夫婦として、また跡取りとして母親と同居し面倒を見ておりました。
その後母親の病気入院時にもAさんご夫婦は献身的に身の回りの世話を一生懸命しておりました。
また病院での一人の食事は寂しいだろうからと、夜だけは病室で一緒に食べたりもしました。
ご夫婦が分担して一生懸命に老母を世話しました。

そして相続が発生しました、それまで一切顔を見せず、
病室にも手伝いに来なかった妹二人がとんでもないことを言い出したのです。

① 20年近く前に兄が自宅を新築した際の土地購入費は親が出したはずだ
② 入院している間に親から預かった通帳を使いこんで自分の車を買ったに違いない

そこで裁判の末、自宅以外の土地やお金を均等に三等分し相続することとなりました。
ご夫婦はこれで終わったと思っていました。

ところが!!
1年後にAさんが自宅の売却を聞きつけてからのことでした。
この相続に不服があるということで妹二人から再度裁判を起こされたのです。
そうです、兄の自宅にも妹たちの食指が伸びたのです。
兄Aさんは当然家も自分でローンを組んで土地購入し建てていることは明白にもかかわらず。

Aさんの母親の葬儀の時にとうとう姉妹の本音が出ました!!
Aさんご夫婦は妹二人にこう言われたそうです。

『兄があなたと結婚しなければ、もともと兄の財産は当然、私たちのものになるはずだった』と!!!

Aさんには実子がおらず、Aさんの相続人は奥様Bさんと妹二人になります。
自分の取り分をとられた恨みなんでしょうね。そこまで欲しがるのか!!と思わせます。
怖いですね~!!!!

最後までお読み頂きありがとうございます

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